東京秘密基地ゆうたです

小学生の頃に自分のおでこが広いことをからかわれてからというもの、それを欠点として捉え隠すような髪型をしてきた10代でした。
社会に出てデコ出し似合うよ！と言われ、髪をアレンジした時、私はその呪縛から解かれたのです。何気ない一言で呪われ、何気ない一言で救われました。

コンプレックスはどんなタイミングで抱えるかわからない呪いです。
誰かの無心で放った一言に〜顔、身体、話し方、所作など。様々な個性を欠点と自己認識してしまうことが生きていれば間々あるものです。
真に受けて、誤魔化したり隠したり汚点にしたりしてしまう心自体は、慎み深い優しい心です。自分の汚いところを他人に晒さないようにしたい。そういう優しさがあるからこそ、呪縛にかかるのです。

上記しましたが、個性は個性です。
欠点と捉えればそうなり、美点と捉えれば美点足りえます。
私が出会えた相手の悩みを聞くチャンスがあれば、その呪縛を解きたいです。個性は美しく、それは見えないことも総じて是と肯定します。

個性的な話し方、個性的な性癖、個性ある身体的特徴、全て好きになれば自己をもっと愛せるでしょう。
この世は人間讃歌です。お互いを認め合えばもっと生きるのが楽しく最高になります。自分を許して自由を自身に与えてみてもいい。
セラピストやっていてカウンセリングする中でそんなことを考えることが多くなりました。自分が抱えていることは存外美点かもしれません。

そんなこと夢現思いながら。今日も二度寝します。